この冬のとっておきの一着です。
BARBOUR のオイルドジャケットの頂点、最上位モデルの NORTHUMBRIA です。
生地がヘビーオンスで防寒性が高く、そして丈夫です。ロング丈で重厚なコートなので存在感があります。やはりその他のモデルとはひと味違います。
こちらはとりわけスペシャルな仕様の NORTHUMBRIA です。
まずもって1クレストです。はじめてロイヤルワラントが与えられた1974年から1982年までのもので、こちらはちょうど40年前の1981年のお品となります。この年代の細部の特徴としてスナップボタンがプラカバーで覆われています。ジッパーは TALON からYKKの棒ジップに代わった直後のものです。
そして1クレストながら状態がきわめてよい個体です。着用というよりおそらくは長期の保管にともなって両袖前腕と右のポケット下部に小さなダメージがありますが、ダメージと云えるダメージはその程度で、ほぼ難のないきわめて良好なコンディションです。
状態のよい1クレストの NORTHUMBRIA という時点でスペシャルではありますが、こちらはさらにイギリスの本社のみで受注しているオプションであるレザーパイピングも施されているようです。損耗しやすい袖口とハンドウォーマー、裾を補強するもので、頑強になるだけではなくアクセントになってデザインとしても締まります。パイピングされている BARBOUR は特別感があって目を惹きます。
さらにさらにオリジナルのフードまで付いています。年代も完全に当時のものなので元の所有者が本体とセットで揃えたに違いありません。古いフードも滅多に出てこないためはじめから付属しているのは嬉しいです。なお、現行のものでも先のパイピングとフードのみで2-3万円程度のコストが掛かります。この年代のフードだと時価のような感じでしょうか。
着用者は170cm / 62kgです。
いつもはC36を着ることが多いのですがコートタイプなのでややオーバーサイズでもまったく問題はありませんでした。袖丈もさほど長いとは感じません。セットインスリーブなのにとても美しいシルエットになります。
コレクションとして所有したいと望むも高額なので今回は断念、お探しの方にお譲りできれば幸いです。近くオークションに出品しようとおもいます。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/chimney1001
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