こちらは詳細不明ながらユーロヴィンテージのワークブレザーです。
おそらく1970年代以後のお品で、タグがないために生産国も不明ですが、素材表記がドイツ語であることから Made in Germany であるとおもわれます。
生地はライトコットンで、とても楽に羽織ることができます。
ラペルが細くすっきりとしており、ヴィンテージのワークながら現代的で洗練された印象を受けます。どことなく同じドイツの FRANK LEDER を想起させるジャケットにおもいます。
また、パッチポケットにリベットが二つづつ打たれており、それもよいアクセントとなっています。ただしこのリベット、とくに補強にはなっておらずどうやらほんとうにお飾りのようです。
さて、こちらは春先からオークションに出品しているのですが、意外なことにこの時期まで落札されません。
わたしはひと目惚れのように大いに気に入って仕入れたので実に意外です。やはり比較的新しい年代の無銘のヴィンテージは目に留まりにくいのでしょうか。
サイズ感が絶妙なので私物にしようかとも考えましたが、同様のものがいくつかあるため、当面は気長に出品していようとおもいます。
着用者は170cm / 62kgです。
ウィメンズの右前合わせですが身幅は EU46 くらいの広さがあります。袖丈と着丈はさほど長くないので女性がゆったり着るにもよいサイズです。
よいジャケットなのでやはりふしぎにおもいます。
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