先日の記事につづいて季節遅れのアロハシャツです。
PATAGONIA の別ラインである PATALOHA の名作、BANANARAMA です。バナナリーフをメインにスイマーやサーファー、フィッシャーマンといった海の男をあしらった非常にデザインのよいオーセンティックな柄です。
ユーロに工場を置いていた1999年のモデルでポルトガル製になります。コットン100%ですが適度な張りがあって軽く、触ると明らかな生地のよさを感じます。アウトドアの大手がわざわざハワイアン専門のサブブランドをつくっただけのことはあり、ヴィンテージアロハとしては新興のブランドながら質の高さでは老舗に勝るとも劣らぬトップクラスと云ってよいのではないでしょうか。90年代のものはとくによくできた製品が多いです。
サイズと状態がとてもよく、カラーももっとも需要のあるレッドです。
コレクターにもお薦めの一枚です。BLACK BANANA を筆頭にバナナ系の PATALOHA は急速に人気が高まってひと昔前のようには市場に出てこなくなってきたようにおもいます。そもそも地球沸騰化の余波なのか近年はアロハシャツ全般にもこれまで以上に注目が集まっているようで、もともと世界的な人気のあるこのあたりのヴィンテージは今後さらに値上がりするであろうと確信しています。現行の PATALOHA の定価も随分と上がっているため、わたしもいまのうちに古きよきものをちょこちょこと集めておきたいと考えています。
こちらは近くオークションに出品予定です。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/chimney1001
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