フランス軍のサロペットです。
ワークブランドの SAVO がコントラクターで、おおよそ1950年代から60年代の初頭にかけてのお品かとおもいます。SAVO はその後もフランス軍にジャケットやM52のパンツなどを納入していてときおりみかけるブランドですが、名前もタグもしゅっとしていてどことなく洗練されている印象を受けるので個人的に好きです。
新品未使用品と云えるミントコンディションのデッドストックです。コットンツイルながらかなり目が細かくて密度が高い生地が用いられています。これよりも古い年代ではリネン素材のサロペットもあってそちらも非常によい雰囲気ですが耐久性や実用性においてはこちらが上手です。鮮やかで濃いインクブルーが美しい、存在感のある一着です。
胸元のサスペンダーボタンのみメタル製なので光沢があってよいアクセントになっています。塗料が剥げてくるとよりよくなるとおもいます。
着用者は170cm / 64kgです。
こちらは特筆すべきことにかなりめずらしい小さめなサイズのお品です。そもそもがあまり出てこないそれなりに稀少なサロペットですが、「42 76」という表記となるとさらに稀なものとなります。市場に出るヴィンテージのサロペット全般がだぼっとした大きいサイズのものに偏っているためにウエストが80cm強の個体はとてもめずらしいです。レングスも日本のM程度の長さなのでロールアップせずともよいのが嬉しいです (でもやっぱりバランスがよくなるので軽く捲ってクロップド丈にしたくなってしまいます)。わたしでちょうどくらいのサイズで、サロペットをジャストで着るとこんな感じなのかと新鮮におもいました。サイズも含めてなかなかに稀少性は高い個体です。
こちらもオークションに出品予定ですので、下のリンクよりどうぞご覧ください。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/chimney1001
→thanks,sold!
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