こちらは私物のモールスキンコートです。
昨年の中頃に閉店が迫る古着屋さんを訪ねて久々にふつうに購入した服です。なんだこれはとひと目で気になり即決しました。北海道も暖かくなってきたのでそろそろよい時期かなとクローゼットから出したところです。
ペーパータグ付きのデッドストックで、メーカーはチェコの OTAVAN です。生地感やタグなどからおそらくモールスキンとしては比較的新しめな60年代以降のものかとおもいます。軍にも納入していた老舗のワークブランドですが、モールスキンの製品ははじめてみました。
いろいろと変わっているので特徴を挙げていくと、まず合わせがウィメンズです。フランスのモールスキンでもワンピースはしばしばみるけれども長いコートはややめずらしいです。そしてコートはコートでもノーカラー、さらにはラグランというかなりめずらしい仕様です。そもそもチェコ製のモールスキンというのをなかなかみかけないので、やはり相当に変わったおもしろい一枚ではないでしょうか。
着用者は170cm / 64kgです。
色も形もとても綺麗でかなり実用的な着やすい服だと感じます。細かいことはよくわからないながらとりあえず大変に気に入っています。名のあるヴィンテージではありませんが久々にふつうによい服を手に入れた気がして、なんとなく長い付き合いになる予感がしています。
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